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Tボードでより効果的なスノーボードのオフトレをするために by まっ |
T-Boardはすごくスノボに近いけど、ものが違うんだから違いはあって当たり前。この違いを知って乗っているとシーズンインしたときに即、気持ちよくスノボに乗れます。
まずは・・「何でTボード」なのか?
●いろんな板に乗ってみたけど本当に(徐々にチューンしていけば)スノーボードに一番近い!
●何と言っても全てのボーダーとして避けて通れない「本当の」カービングのイメージに一番近い!
カービングは言い換えればより無駄なく板を走らせてあげる技術だから、これが体に染み付いていればグラトリやエアにしても必然的に切れが違ってくる。その点、Tボードは「カービング」という点で非常にスノーボードに近い。
基本的にはズレにくいし、ターン弧の大きさもほぼスノーボードに近く(他の板はみんな異常に曲がってしまいがち、特に高速時)加重のイメージも近い。
それだけスノーボードに近いといっても大きく違う点がいくつかある。
「Tボードとスノーボードの大きな違い」〜加重ポイント
スノーボードは両サイドのエッジ(足感覚でいうと親指の付け根付近、もしくはかかと)にいかにいいバランスで全体重を乗せられるかが勝負だが、Tボードの場合の体重の掛けられる範囲はスノーボードよりももっと狭い。
実はオフ中、この違いが分からないであんまりTボードに慣れてしまうと、思いのほかスノーボードのほうが大きな体重移動を要求されることにゲレンデで気づく羽目になり「あれっ」ってなことになる。

スノボのイメージだと本当は○印に乗るイメージなんだけど、Tボードの場合は実際には●。慣れれば慣れるほど●の位置になる。
それは、もし○の位置に加重したら倒れたり大ズレしてしまうから。それが何故かは(図@)の↓印の加圧方向を見れば一目瞭然。○印だとターン時にうまく板を押さえつけられないことがわかる。これは一輪車であることの宿命。

スノボの場合は●の位置。実際にTボードと比べると見ての通り。
板全体を起こすわけだから、イメージとしてはTボードは体の体重を少し移動するのに対し「よいしょっ」と体全体で板を倒しこむ位の差が出る。
「スノボは板がそって(ベンドして)それに沿ってターンをするが、 Tボードは前輪が曲がることでターンをする。」
これはスキーのターンと自転車のターンの違いに近い。
Tボードは、スノーボードのクセがそのまま出る。
さて、乗り方を見てみると、初めから終わりまで体がほぼ同じ高さでずっと滑っている人が多いのに気づく。
Tボードでは、どうせ乗るなら上下動を身につけないともったいない。
‥‥それは何故か?
スノボは板の真ん中に圧をかけることで板そのものが曲がりそのたわみ具合がターンの弧になる。意外とこれを意識して滑っている人が少ない。
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@をスノボの板とする
Aで加重により板がたわむ
そのたわみがBで表現しているターン弧というわけ。
※ 3D画像でないんで分かりにくいかもしんないけど・・
ABは真上から見たと思ってください。 |
というわけで、実際のターンのときに体重をうまく板に伝え、板をしならせている人とそうでない人とでは弧の描き方が月とスッポンの違いが出てしまう。
(ギュンギュンとターンする人と、ザー・ザーとターンする人との違い?!)
板をよりしならせる為にしゃがみ込むわけだから、ずーと上半身が動かないまま板に乗っていると、せっかくの体(体重)を使っていないわけです。
本当はもっと楽しめるのに、そういう人はまだ未体験ゾーンに足を踏み入れてないわけで、もったいない。
Tボードは板がほとんど曲がらないのと一緒だから(曲がったとしてもタイヤの方向が曲がってるだけ)、そのつもりで乗らないと変なクセがかえってついてしまう。
擬似的に各社が似せようとはしているけど、違いがわかって乗ってないと役に立たない。
いずれにしても、Tボードにせっかく乗るなら、まずはこの「ターンするときに全体重を乗せながら板の上にしゃがみこむ」ことを身につけよう!!
絶対にゲレンデで役に立つでしょう。
※体重計の上で数字を見ながらしゃがみこんでみると、このしゃがみこみ荷重の意味がわかります。完全にしゃがみこむ手前で一番体重が重くなりますよね。
Tボードの加重ポイントのところで触れたけど、ほとんどの人は↓(青)印の位置で乗っている人が多い。
それは、板を図のように傾けて自分の体重を↓(青)の方向に乗せれば、構造上、Tボードは前輪を曲げやすく・・曲がってくれる‥
又、このほうが↓(赤)に比べ、上体が起きているわけだからやっぱり安心だから・・自然とこうなるのも無理はないよね。
誰でも転倒やスリップしたくないものですよね。
出しているスピードと発生している遠心力からいっても実際には↓(青)の傾きがちょうどいいということになる。
しかし!スノーボードでは同じことをやってもこの乗り方ではTボードみたいには曲がれない。(ドリフトターンのようなズラすすべりはできるけど‥)
それは↓(青)では、板を倒して体重をそのまま乗せているだけだから。
スノーボードでは前にも言ったとおり、板に沈み込み荷重(ほかに遠心力やら色々あるけどここではここまで)を加えて板をそらしてあげると気持ちいいターンができる。
これをTボードでやろうとすると↓(赤)の方向に沈み込み荷重をプラスして曲がれるように癖をつけないと「もったいない」ということになるわけです。
感覚的に分かっている人は多いと思うけど、Tボードは図のように真上からの荷重で板を傾けるだけで、実は左右に曲がれてしまう。
導入時期は、これに助けられアスファルトのスリキズ恐怖心も気にすることなく乗れていいんだけど、この乗り方でそのまんま雪山に行ったらまた
また「あれ?」ということになる。
実際には、板のサイドカーブに助けられ、なんとか大きくは曲がれるけどみんながやりたいターンはそんなつもりじゃあないはず。
雪山でTボードを役立てたいならこの乗り方からは早く卒業しよう。
「Tボードメカニズム」で言っているスノーボードに生かす方法は、全て圧雪バーン・・つまりふつうのゲレンデでの話し。
バックカントリー、新雪派ではぜんぜん違うから要注意!
さて、Tボードの癖がわかってきたら、次のステップアップはここからが問題。 沈み込み荷重(JSBAではこう言うらしい)をし、板に強い荷重を掛けることができてくると、スノーボードのイメージが高まって段々板を傾けるようになってくる。
「しかし!」荷重をかけて乗れるようになると、今までただ板に乗って体重移動だけでTボードを傾けて乗っていたよりも実は板を傾けられなくなる。それは、さすがのインディアンラバーホイールでも・・横ずれスリップ=転倒=すり傷!をしてしまうから。
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●板を傾けているだけの人
荷重も弱く、板を上から押えつける乗り方なのでタイヤはスリップしにくい |
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●抱え込み荷重が加わっている人
同じ傾きでも加わる力が大きいので、タイヤがスリップしてしまう! |
それで実際にはどういう風に乗ると効果的に練習できるようになるかっていうと、以下の通り。
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●板を傾けているだけの人 |
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●抱え込み荷重が加わっている人 |
結果として、傾きはAと比べBは板が起きていないけれど、BはTボードにかかる力が大きいから・・結果として、方向を決める前輪のタイヤの曲がり具合が同じになり結果として同じような弧で滑れる。
これが、Tボード用の練習のモアベターな乗り方‥‥と思います。
板にうまく荷重することができるようになると、今度はタイヤがスリップしてしまうか、曲がりすぎるかのどちらかになってしまい、スノボと比べるとだんだんと違和感を感じるようになってくる。
そこで、少なくともそこそこ乗れるようになったらせめてブッシュを純正ハードタイプの黒に変えよう!
ところが、ブッシュを変えてすぐは「曲がらなくて怖い!」と、ほとんどの人が言う。でもそれは今まで言っていた、沈み込み荷重ができていないから‥‥(スノボでもふだん板をベンドさせて乗っていないから‥‥)ということです。
板のベンド(たわみ)を意識して滑っている人は本当に少ない。
徐々にスロースピードからトライしてみよう!
雪山できっとこの練習が生きるから!!
また、これに慣れてきてからの話だけど、荷重については遠心力もプラスしてやるとさらに荷重が強まり、ブッシュの硬さは徐々に感じなくなるよ。
遠心力ってどうやって加えるんだ?という人は、慣れた後でまずは「徐々に」スピードを出せばいいと思っていい。
実はTボードは他の擬似ボードに比べ、「スピードを出すことができ、ターンに大事な要素の一つである遠心力を味わうことができる。」という大きな利点があることを知っている人は少ないみたい。
さて、そろそろ復習を含めてまとめの段階に入っていくよ。
前回で純正ハードブッシュに変えてみてどうだったかな?
まだ商品が届かない? いずれにしてもまずは純正ハードブッシュ(黒)
で慣れてみてちょーだい。
初めはなだらかな坂で少しずつゆっくりやってちょーだいね、危ないから‥
ちなみにこうして滑ると、他の人と違ってインディアンラバーの黒いゴムのあとが路面にくっきり残るんで、その荷重の強さも少しずつ体感できる。
それと、前輪と後輪の軌道の差があるほど小さいターンをしていることになるわけだけど、ちなみにきちんと沈み込み荷重をすると写真の通り硬いターン)ができる。
(ちなみに画像は純正黒ブッシュよりもさらに硬い、超ハードブッシュ使用)
※この差は、参考例で、スリップする限界だからいきなりまねしないようにね)
それともうちょっと先になるかもしれないけどこのタイヤの交換時期ってもんがあるんで要注意!
実ははこんな乗り方をするもんだから、タイヤの減りが早くなる。
タイヤのTIANNYロゴが半分になったら交換したほうがいいんで覚えておいて!
これ以上行くと特に加速した時に、タイヤのグリップ力が荷重に耐えられなくなり、ふにゃふにゃな滑りになるから(ターンコントロールができなくなる)!
過去にけちってタイヤの限界チャレンジをしてたら制御不能!
コース外へヘッドダイビングしちまった経験がある!! (‥怖かったぁ〜)
さて、実は純正ハードブッシュでも実際のスノボのカービング時の荷重イメージからするとまだまだ柔らかいんだ。
つまりだいぶスノボに近づいてるけど‥う〜んってな感じ。
みんなもだんだんそうなってくるはず。
そこでもっと硬いものをゲットしなけりゃなんないんだけど、実はこれは売ってない!
ってなことで、これの作り方を説明します。
超・ハードブッシュ自作のすすめ
●パーツと工具の用意
パーツ→ドイトなどのホームセンターで売っているゴムを購入。
特に指定はないけどとにかくカチンカチンの硬くて厚いものがイイ。
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ちなみに今回は10cm四方、厚さ2cmのゴム板にした。
(\180〜190円/ケ)このサイズで3ケ取った残りの画像。糸ノコでケチってカットしているからいかにも手作りですって感じ
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このゴムを切るための家庭に有るカッターと、\100均で買った糸ノコセット、ドリル、それと軍手。
(軍手は万が一手を傷つけることがあるんで着用をお薦め。)
※所要時間 最初ははじめてなんで多分2時間くらいかかるかもしれない。
だけど2回目からは30分くらいでできちゃうよ。 |
●作り方
@まずは糸ノコで図の寸法どおりにカット。
どうせハンドメイドだからきっちりいかないんで、気持ち大きめにカットして後から削るつもりでやるといい。 |

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Aおおまかにカットできたら次はカッターでまずは破線の部分を削る。
これも大体でいい。 |
B次に直径10mmドリルで穴を開ける。ここだけはちょっと注意して欲しい。
端からの距離が近すぎると、装着後すぐに割れてしまうことがある。
ドリルのない人はホームセンターなどでタダで貸してくれるはずだから、
買ったときに即あけて持って帰ればいい。 |
あとは、車輪のトラックをはめながら(大きめに作ってるんで入らない!)
ブッシュを削りながらはめるようにする。このときはブッシュと車輪のトラックが、ピッタリはまるサイズを目指してカッターで少しずつ削るといい。
「こんなにギシギシで曲がるのかなぁ〜」って位でちょうどイイ。
但し、装着後タイヤがブッシュに当たって回らないってことだけはないようタイヤだけはよく回るようにブッシュを削ることを忘れないで!

↑ギリギリで削ったところ |

↑純正の際の隙間 |
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できあがったブッシュを純正と比べたところ。
形も一回り大きく、厚さもはるかに厚い。この大きさが限界みたい。 |
●超・ハードブッシュの装着の仕方
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@六角レンチでメインのボルトをはずす。 |
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A次にプライヤー等でその周りのリングをはずす。
これはたいてい車の工具にセットされているのでわざわざ道具を買うことも無い。
くれぐれもねじ山はつぶさない様に。 |
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B専用のねじが画像のようにブッシュに埋め込まれるくらいにネジを締める。
このくらい締めないと、このネジの頭がタイヤのトラックの金具に当たってしまい、きちんと装着できないので、何度かトラックがすっぽりはめたりしながら削って調整する。
※ぴったりきれいに仕上げず、若干大きめでゴムを押し込んで装着するくらいのイメージでも大丈夫。 |
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Cベストな状態に埋め込んだところ。
タイヤが当たらないように削ったらこんな三日月状のカットになった。これがいいみたい。 |
<装着後の注意>
・ブッシュがタイヤに当たっていないか、タイヤを軽く回してチェックしよう。
・滑り終わって坂を上るときには常に
・ブッシュが割れていないか?
・ネジはゆるんでいないか?
チェックしながら登るクセをつけよう。 |
さてさて、本当にシーズン間近!
11月には早々とゲレンデがオープンだぁ!!
みんな、足腰の強化を始めようね。ゲレンデ行って一発でヘタらないように‥
ところで、ゲレンデがオープンするんじゃぁ、今からブッシュを作ってたんじゃ
練習に間に合わない‥‥いや、ここはポジティブにいこう。
「まだオープンまでに5週間以上も練習できる」ってね。
これからはみんな毎週練習だぁ!
by まっ
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